ハセガワ製のTYPE-IIです。部品数の割には割高ですが、作りやすい、いいキットだと思います。'67年という年式は非常に疑問ですが、同社の先発品である'67
TYPE-Iのパーツを流用するためでしょうか。
数年のブランクの後、久しぶりに作ったプラモです。塗装はタミヤの缶スプレーで、米海軍機色のインターミディエイトブルーですが、この塗装はつや消しなので3日後くらいにアクリル系のクリヤーを吹いたらいつまでも塗装が乾かず、3ヵ月後に磨いてもまだ指紋がつく始末で、もうあきらめて直接触らないようにして磨き上げました。今でも怖くて触れません。
付属のワイパーはどうしても気に入らなかったのでプラ板で自作しましたが、まだ太すぎました。ミラーも変なのがついていたので自作しましたが、後に発売されたMOON仕様のTYPE-IIには正しいミラーがついていて悔しい思いをしました。内装はシートが一体だったのでセパレート風にし、スピードメーターにレンズとギターの弦でリングを追加。ウインカーレバーとシフトレバーも針金に換えています。僕にとってのVWの必須アイテムは花瓶、ということで、ローゼンタールの花瓶をエポキシパテで自作。デカい花を生けてます。
このころはまだプラモ関係の友達とかwebとかも全然知らず、一人で好きなように作っていましたから、色々と失敗点もありますが、懐かしい作品です。(1999年夏、完成)
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